約 3,393,210 件
https://w.atwiki.jp/musouchronicle3_3ds/pages/65.html
美女の誘惑そして… 出現条件 勝敗条件 武将データ ミッション アイテム配置 シナリオ攻略情報 出現条件 【DLC】2014/12/11配信分 勝敗条件 制限時間 60分 勝利条件 の撃破 敗北条件 の敗走 武将データ ○○軍 備考 ○○軍 取得品 備考 総大将 総大将 ミッション No. 名称 内容 達成ボーナス(EXのみ) 備考 1 魅惑の森へようこそ 小少将を撃破せよ! 2 新・井伊家家訓 井伊直虎と飯尾田鶴を撃破し中央北砦を突破せよ! 3 策士、綾御前 羽柴秀吉の体力半分以上で綾御前らを撃破せよ! 4 共同戦線 北条兄弟と立花四天王をすべて撃破せよ! 5 秀吉の弱点 お市の羽柴秀吉接近を阻止せよ! 6 色仕掛けは終わり 今川氏真と武田勝頼と織田信雄の羽柴秀吉接近を阻止せよ! 7 むさくるしい挟み撃ち 一条兼定らを撃破せよ! 8 義母上のため 井伊直政と榊原康政と鳥居元忠を撃破せよ! 金 9 おまんじゅうと聞いて ガラシャと細川忠興を撃破せよ! 金 10 誾千代の正義 立花宗茂は立花誾千代を撃破せよ! 金 制限時間1分 11 最愛の阿国さん 石川五右衛門と阿国の合流前に阿国を撃破せよ! 金 12 理性の勝利 味方武将すべてを生存させて、羽柴秀吉を目標地点まで誘導せよ! アイテム 13 サル、我慢の限界 羽柴秀吉と小少将の合流前に小少将を撃破せよ! 金 14 嬢ちゃんは撃てない ガラシャを撃破せずに細川忠興を撃破せよ! アイテム 成功後ガラシャが自軍に寝返る 15 懲りない女好きたち 前田慶次と雑賀孫市と石川五右衛門の小少将の合流を阻止せよ! 武器 アイテム配置 アイテム種類 場所 シナリオ攻略情報 ミッションNo.9とNo.14はどちらか一方が発生。プレイヤーに雑賀孫市がいるとNo.14が発生する。恐らくプレイヤーに雑賀孫市がいる場合はNo.15は発生しない。 宗茂が誾千代に接近した際は、通常は宗茂と誾千代が共に戦場から離脱するが、宗茂が敵兵を一定数撃破していた場合No.10が発生。
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/319.html
衝突、そして…… ◆NaLUIfYx.g もう乱太郎にとって、生きる事などどうでもよかった。 怖かった。あの少年が、怖かった。 あの時彼に出会ったときわかっていた。殺される、と。 それでも今生かされている、なぜなんだ? そんな事を考えるのがどうでもよかった。 ただ言われた通り叫ぶ、自分の罪を告白する。 涙は止まらない、止まることを知らない。 今も自分の後ろには彼がいるのだろう。 言われた通りにしなきゃ殺される。 正直に言えば、別にそれでもよかった。 もう楽に死にたかった。それだけが乱太郎の願いでもあった。 こう思っている間も自分の罪を拡声器を伝い告白する。 ずっと、ずっと、ずっと、それはもう1つの行動しか出来ない壊れたロボットみたいに…… 広がる草原を歩く、しかし誰1人として乱太郎の言葉に対する反応がなかった。 ならば、反応があるまで歩き続ける。 歩く、歩く、歩く、右足が痛い。 血が少しずつ流れていて、必死に引き摺っている。 痛い、痛い、痛い、止まりたいくらいであった。 しかし、止まったらあの子に殺される。 楽に殺されるのではなく、拷問にあって辛い思いをして殺される。 そんなのはわからないが、なぜかはっきしと断言できた。 それは先ほどの出来事が原因なのかもしれない。 怖い、怖い、怖い、たとえ死ぬとしてもあの人には殺されたくない。 乱太郎に理性など残ってはいなかった。 口では同じ事を繰り返して、心でも数える程度の単語を何回も繰り返す。 そして、乱視で眼鏡がない乱太郎でも気づく。 既に目の前には学校があった。 目の前の扉は裏口なのだろうか? 小さい扉がキィキィと音をたてて開いている。 行く当てもなく、ただ歩くだけの乱太郎。 そんな乱太郎が、このまま学校に入らない理由などなかった。 声が枯れてきた。 涙がどんどん言葉じゃなくなってきている。 それでも乱太郎は辞めない。必死に叫ぶ。 裏口から入った乱太郎は、休み時間子供達が遊ぶであろう、校庭の中央の位置に立った。 もう動きたくなかった。この学校で人が来なかったら自殺でもしようかと思った。 だから最後に、最後の頑張りを乱太郎は見せた。 「わだくじ、乱だ『ガガッ、ピー』殺じてじまいまじだ……! ごめんなざ『ピー、ガガガ』めんなしゃい……!」 そして現れる。それは学校の方から現れてきた。 走ってきた。そして乱太郎の方を向いて立ち止まる。 もちろん乱太郎には乱視で見えない。だから止まる事なくまだ叫び続ける。 声が続く限り、のどが潰れるまで、それこそ死ぬまで…… * * * 小狼がもう1つの校庭に辿り着いたとき、そこは奇妙な光景であった。 中央にポツンと立っている、忍者の姿をした少年。 全身血まみれ、各所に見られる切り傷、そして痛々しい右足の傷。 そんな少年が叫んでいる。必死に叫んでいる。 自分の存在に気づいていないのだろうか? その目は死んでいる人の目となんら変わりはなかった。 とりあえず助けるべきだと小狼は思った。 だから再度走る。彼の元へと辿り着くために、 そして感じる。ここの周りには木や小さい建物がたくさんある。そこに誰かいると体中の隅々が警告する。 その瞬間、 突如風が吹いた。遅れて目の前に迫る何か それを直感で危険だと感じる小狼は、素早く剣のカードを取り出した。 情報交換の最中に交換したクロウカード「剣」、光と共に剣としての具現化、自分と何かの間に挟みこむ。 甲高い金属音、弾ける火花、後退する小狼。 そして、いつの間にか乱太郎と小狼の間には1人の少年、ヘンゼルが立っていた。 その少年の太ももには、鎌みたいな武器が4本付いていた。 思わず舌打ちする小狼、その姿を見て笑みを浮かべるヘンゼル。 (やはり罠であったか……) 周囲を見渡すが、さくらの姿はいない。 つまりこの学校にはいないということになる。 ここにいない残念と、ここにいなくてよかった安堵感が混ざり合う。 そして忘れる。今するべき事は目の前にいる敵の対処だ。 太ももについている武器の動きは自然な動きをしていた――まるで生き物みたいに…… 長さもこっちの剣の倍程、逃がしてくれる様子もない。 「よかった、2本とも治ってくれて……これなら楽しく遊べそうだね!」 ヘンゼルは嬉しそうに言う。 小狼には何の事かわからない。しかし、それは確実に小狼の立場を危うくしていた。 と、ヘンゼルが小狼との距離を詰めようとし、小狼を剣を構え直す。 2本のブレードを足代わりに、勢いをつけての跳躍――文字通り飛んだ。 それは僅か1秒程で小狼との距離を詰めた。そして残りの2本のブレードで小狼を襲う。 左右両方からの攻撃、両方とも胴体を真っ二つにしようとの横一閃。 聞こえる音は風を斬る音、そして少しだけ散らばる小狼の髪の毛。 ヘンゼルが下を見たや否や、目前には小狼の剣。 屈んでからの腕の力を利用した自身の持てる最高速度の突き。 クロウカードの力もあって、そのスピードは確実に達人の速度に及ぶ。 しかし、その突きをヘンゼルは余裕の表情で防ぐ。 (4本の内の1本? いや、違う!) 小狼が気づく時には、4本のブレードが襲い掛かってきた。 上2本、右、左と今度は3方向。 この武器に後退しても距離を詰まれる。ならばすべき事は1つ! 小狼は意を決してそのままヘンゼルに体ごと突っ込んだ。 衝突する2つの体、4本のブレードが小狼を切り刻む前に、ヘンゼルの体が倒れこむ。 と、ブレードもヘンゼルと同じようによろけ、その隙を狙って再度距離を置こうとしたが…… 「残念ッ!」 ギリギリの所で踏ん張り、再度ブレードを4本小狼の方へと向けた。 再度体を衝突させるには距離が足りない。剣を持って防ぐしか方法しか小狼には浮かばなかった。 しかし、防ぎきれずに死んでしまう自分を感じる小狼。 カメラのコマ割みたいに、ゆっくりとブレードが迫っていく。 「伏せろ!!」 第3者からの声、信じるべきか否か、考える前に体が動いていた。 と、先ほどのスロースピードから元のスピードへと戻る。 上空で風を斬る音を耳で聞き、弾き返されるブレードを見た。 ヘンゼルもあまりの事態に思わず1回後退する。 小狼もその隙に、動くのに邪魔なランドセルを取り外す。 そして、小狼の隣に駆け込む第3者。 手には釣竿を持っており、全身緑の服の金髪、特徴的な耳を持っている少年であった。 「大丈夫?」 「おかげ様でね」 リンクの質問にご覧の通りと肩をすくめて答える小狼。 ここにやってきた思惑は違う、1人は拡声器使用者のために、1人は知り合いのために…… それでも彼らには関係ない。今すべき事は目の前にいる敵を倒すのみ、そしてその思いは同じ! 「なるほど、2人で遊んでくれるのねお兄さんたちは」 ヘンゼルは心底喜んでいるようであった。 手には、先ほど小狼の攻撃を防いだ包丁が握られている。 距離の間合いは10M弱、いくら2対1とは言え、武装では圧倒的小狼、リンク側が不利な様子。 相手がどうでるか楽しみなヘンゼルであった。 しかし、その楽しみを奪ってる人間がいるのもまた事実、 「みなざ『ピーーーーガガガッ』ば3人も、死なせでし『ガガガピーッ』を申し上げたく……」 未だに喋っている乱太郎がいた。 彼も何かが起こっているのは音からわかった。しかし目で見えない以上、それらが何なのかはわからない。 故に先程の一悶着の間も叫んでおり、今も叫んでいた。 せっかくの遊ぼうと楽しんでいるのに、邪魔されている感じで不機嫌に変わるヘンゼル。 「うるさいなぁ、もう」 「ごめんなゴフッ!?」 それは一瞬の出来事であった。 激しく襲ってくる痛みと熱、乱太郎は恐る恐る自分の体を見る。 ぼやけているが、そこには刃みたいなものが刺さっていた。 刺さっていた箇所は心臓、そこにヘンゼルのブレードが貫通したのであった。 「キミはもういらないから死んでね」 言いながらブレードを抜くヘンゼル、胸から血が噴出した。 ぼやけている景色がどんどん揺らいでいく。平衡感覚もなくなっていく。 倒れたのかわからない。血がどんどん抜けていく感じ、もうぼやけた景色すら見えなくなった。 * * * 私は死ぬのでしょうか? 自分に投げかける問い、自分でわかってる答え もう自分は死ぬ。 それでもよかった。 もう苦しい思いはしなくて済む、もう辛い思いはしなくて済む。 もしあの3人と出会えたなら謝ろう、「ごめんなさい」って 許されるとは思わない。だけど精一杯謝ろう。 自分の犯した罪は一生償われない。 謝っただけでも償われるわけがない。 死んで償ったとしても、それもまた償われる事はない。 何でこうなったのでしょうか? どこで道を外してしまったのでしょうか? 私はただみんなと仲良く過ごしたかっただけなのに…… 私が何をしたのでしょうか? 私が悪いことをしたのでしょうか? 教えてください、誰でもいいです。 この罪は償われるのでしょうか? たとえ償われなくてもせめて、せめてお願いします。 あの3人に会わせて謝らせてください。 それしか私の出来る事がございません……どうかお願いします。 ――ごめんなさい―― そこで乱太郎の意識は途絶えた。 * * * 「これで邪魔者はいなくなったし、心置きなく戦えるね」 ヘンゼルが2人に向けて笑う。その姿はまるで狂気の一言に尽きる。 2人は何も言えなかった。 目の前で殺されようとしたのに、助けようともましてや動こうともしなかった。 言い訳はできる。乱太郎との距離は離れており、ヘンゼルは目と鼻の先に位置している。 さらにヘンゼルは残りの3本のブレードで、2人を威嚇していた。 そして、それは一瞬の出来事。 ちょっと余所見していたら死んでいた、っていう感じの早さである。 そんな出来事防ぎようがなかった。だから彼らにはなんら非はなかった。しかし、それでも彼らは感じてしまう。 2人はこの拡声器の声によって来た人間ではないか? 彼の必死に助けを請う声に呼ばれて、助けてにきた人間ではないのか? 見殺しにした。お前達は助けなかった。 誰かの声、続けて聞こえる死んでしまった少年の「ごめんなさい」という声が何度も何度も…… そんな2人の事情など知らず、ブレードを使って襲い掛かるヘンゼル。 舌打ちしながらも、剣を使って防ごうとする小狼。 リンクは少し離れて、釣竿を使って遠距離から攻撃しようとするが、いかんせんスピードがあまりなく、ヘンゼルに避けられる。 あるるかんを使うべきか悩むリンク、クロウカードの力を借りてヘンゼルの猛攻に耐える小狼。 2人は、乱太郎の死という呪縛から抜け出せずに戦闘を開始するのであった。 【D-4/学校、裏の校庭/1日目/昼】 【ヘンゼル@BLACK LAGOON】 [状態]:低度の疲労 [装備]:血のついた包丁@サザエさん、バルキリースカート(4本全て使用可能)@武装錬金 [道具]:支給品一式、スタングレネード×9 [思考]:お兄さん達も強いねっ 第一行動方針:目の前の2人(小狼とリンク)と遊び、殺す(小狼の剣の武器は出来る限り奪いたい) 第二行動方針:手に持って使える鈍器や刃物が欲しい(銃でも構わない。その時は姉様になる) 基本行動方針:いろんな人と遊びつつ、適当に殺す。 [備考]故障していた2本は一応治りました。といっても使用可能レベルであって、耐久力は他の2本と比べて脆いです。 【リンク(子供)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】 [状態]:健康、助けられなかった事に対しての罪悪感 [装備]:釣竿@ポケットモンスターSPECIAL、あるるかん@からくりサーカス [道具]:基本支給品 [服装]:中世ファンタジーな布の服など [思考]:と、とにかく今は目の前の子をなんとかしなきゃ 第一行動方針:目の前にいる子(ヘンゼル)を少年(小狼)と一緒に倒す(最悪殺す) 第二行動方針:第一行動方針を終えたら梨花の下へと行く 第三行動方針:目の前で死んでいる子(乱太郎)に何かしてやりたい 基本行動方針:ゲームを壊す 参戦時期:エンディング後 [備考]:性格は漫画版を参考にしました 【小狼@カードキャプターさくら】 [状態]:健康、助けられなかった事に対しての罪悪感 [装備]:クロウカード「剣」@CCさくら(剣状態) [道具]:きせかえカメラ@ドラえもん(使用不能)、基本支給品 [思考]:……くそっ! 第一行動方針:目の前にいる子(ヘンゼル)を少年(リンク)と一緒に倒す(最悪殺す) 第二行動方針:桜を探し、守る 第三行動方針:仲間を集める 第四行動方針:生きて出会えたらコナンとネギに謝りたい 第五行動方針:目の前で死んでいる子(乱太郎)に何かしてやりたい 第六行動方針:きせかえカメラの充電 最終行動方針:桜とともに島を脱出する 【猪名寺乱太郎@落第忍者乱太郎 死亡】 ※ランドセルは乱太郎が背負っております * * * 「ちっ……あいつが殺されるのはいけ好かないが我慢するしかねぇな」 「ケケッ、アノ時殺セバヨカッタナ」 チャチャゼロの言う通り、あの時すぐに殺しとけばよかったと後悔した。 まぁこういった展開になって、感謝しているのも事実であった。 メロとチャチャゼロは、ヘンゼルにも乱太郎にも気付かれない場所で見張っていた。 そして事の展開をただ傍観、事態の様子を伺っていた。 今、メロの目の前にいるのは、監視していた2人と剣を持った新しい少年がいる。 対峙している2人に距離ができた時、メロは移動をし始めた。 「ドウシタンダ一体?」 「あいつらとあんな見晴しのいい所で戦っても勝てる気がしない。 かといってあそこでのんびりと観戦するのは時間の無駄だ。この間に別な事をやるぞ」 メロは気付かれないと思うが、足音を出来る限り消して、塀沿いを走って行く。 やや遠回りであったが、誰にも気付かれずに学校へと侵入出来る最適方法であった。 「何ヲスルンダ?」 「学校にはもともと行く気だったのさ、まぁこうやって来るとは思わなかったがな。 ここには保健室がある。そこには普通に考えて治療薬や包帯があるはずだ。 治療薬は怪我をした時活用出来るし、包帯に関しては騙す事も出来るしな」 チャチャゼロはメロの言葉によって、どういった作戦を練っているのかわかり、納得する。 メロの作戦はこうだ。 あの忍者少年を殺す事に関しては諦める。 自分自身が悪だと他人言われる前に、あの同業者が確実に殺すのだからそれで割り切る。 また、あの同業者は何やら強力な支給武器を手に入れてる様子である。追い討ちをかけるかのように彼はメロにとっては苦手なタイプ ただの快楽殺人者――そうメロが決めた厄種は、1対1で勝てる気がしなかった。 だが、乱太郎のおかげで状況は変わった。剣を持った少年が表れて今も厄種と対峙している。 否、既に戦闘になっていた……そして次の状況にメロの目が見開く。 少年が殺されそうになっていた。4本のブレードがまだ態勢を整え切れていない少年に襲い掛かる。 咄嗟にまずいと言葉が出そうになったが、メロにとってさらに幸運な事が起きる。 釣竿を持った新しい少年、その少年が厄種の攻撃を防いだ。 これで2対1、メロにとっては誰かに感謝したいぐらい理想の展開であった。 いかに厄種が強力な武器を持っていようとも、あの2人の力量の前には拮抗ないし、やや不利になるであろう。 どちらが勝っても問題ない。その勝者は確実に、怪我ないし疲れきって油断しているはず、その勝者をメロが殺せばよかった。 まさに漁夫の利作戦、ここまでが先ほど言った作戦、メロはさらなる作戦をこの間にも練っていた。 ではその決着が着く間、ただ黙って観戦するというわけにはいかない。 学校の保健室で薬や包帯を手に入れる。 薬は今後の状況を考えると、非常に重要になっていくアイテムの1つである。 このゲームが進んでいくにしたがってメロ自身も怪我をする可能性ないとは言い切れない。 その怪我をある程度治せるのは、この先喉から手が出る程欲しい必須アイテム。 さらに言うならば、相手が怪我をしたとき、接触しやすい上に信頼感を置きやすい。 そういった点に関しては包帯にも言える。しかし、包帯にはそれ以上の効果がある。 自分で包帯を巻けば、あっという間に怪我をした人間に移り変わる。 そうしたとき、相手がお人好しであったりしたら助けてくれるだろう、相手を油断させられるだろう。 つまり、薬や包帯に関してはデメリットなしのメリットだらけの最高品でもあった。 そこまで考えていたメロに、チャチャゼロは素直に感心した。 感心したからこそ、思った事をそのまま口にする。 「保健室ニ人ガイルカモシレナインジャネーノカ?」 と、チャチャゼロの発言に足を止める。 確かに、とメロも納得した。 そうである。同じ事を考えている人や、本当に怪我をした人間が保健室を使うのは至極当然の発想である。 時間帯さえ合えば、衝突するのもおかしくはない。 自身も油断していた。自分の作戦は時々見落とす部分がある。しかも、こんな初歩的なミスをおかしてしまうとは…… ――だからニアに出し抜かれる―― ギリッと強く奥歯を噛み締めた。しかし、見落としたミスはチャチャゼロが拾ってくれた。 再びメロは走り出す。 「問題ない、仮に人がいたとしても近くに行けばわかる。そこでどうするかは……ケースバイケースだな」 大丈夫ヘマはやらない。 向こうでもこちらでも1つのヘマが死に繋がっている。 だが俺はまだ生きている。それはヘマを起こしていない証。 あの忍者のむかつく声も消えた。きっと死んだのだろう。 目の前には学校の裏口の扉、鍵はかかっておらず開いている。 大丈夫、全ては俺の予想通り…… * * * 「ど、どうするべきなのかしら……」 金糸雀は正直困っていた。 結局どうしようかと悩んだ挙句、行くところがない金糸雀はとりあえず乱太郎達についていく事にした。 そして今に至っている。 目の前には忍者少年の死体と3人の少年達。 もちろん彼らは戦闘に集中して金糸雀に気づいている様子はなかった。 そして頭に人形を乗せた少年は学校の中へと入っていく。 スケルトン眼鏡を使う事によって学校内にも何人もの人がいるのはわかった。 だから悩む、これからどうするべきなのか。 事態は先ほどより悪化していると言える。 このまま何もしないでいたとしても死体は増える事は間違いなかった。 それこそ彼女の立ち回り次第では、救う人も、死ぬ人も増えていくのかもしれない。 もちろんそこにはそれ相応のリスクも再度伴ってくる。 「ってさっきとほとんど状況が変わらないじゃない! ……どうするべきなの~~~!?」 彼女は思う。 これならばついていかない方がよかったのかもしれなかった、と 【D-4/学校、裏口/1日目/昼】 【メロ@DEATH NOTE】 [状態]:スケボーで転倒した際、軽い打ち身。かるい掠り傷。 [装備]:天罰の杖@ドラゴンクエストⅤ、賢者のローブ@ドラゴンクエストⅤ [道具]:基本支給品(ランドセルは青)、チャチャゼロ@魔法先生ネギま! ターボエンジン付きスケボー@名探偵コナン(ちょっと不調) [思考]:まずは保健室だな…… 第一行動方針:保健室へと行き、物資を調達する 第一行動方針:厄種(ヘンゼル)と2人の少年(リンクと小狼)の戦いの勝者を殺す 第三行動方針:『3人抜き』を達成し、『ご褒美』を貰い、その過程で主催側の情報を手に入れる 第四行動方針:どうでもいいが、ドラ焼きでなく板チョコが食べたい。どこかで手に入れたい 基本行動方針:ニアよりも先にジェダを倒す。あるいはジェダを出し抜く [備考]:ターボエンジン付きスケボーは、どこか壊れたのか、たまに調子が悪くなることがあります。 【D-4/学校、裏の校庭の木/1日目/昼】 【金糸雀@ローゼンメイデン】 [状態]:低程度の疲労、全身打撲(行動にやや支障あり)、服が少し濡れたまま、困惑 [装備]:コチョコチョ手袋@ドラえもん、スケルトンめがね@HUNTER×HUNTER [道具]:支給品一式、イエローの衣類一式(少し湿っている) [思考]:もうどうすればいいの…… 第一行動方針:ズルして楽して頂くために、とりあえずは状況の推移を見守るかなんらかの行動を取ろうと思う。 基本行動方針:姉妹を探す? ≪100-1 別れ、そして…… 時系列順に読む 107 デカイ悩みなら抱えて進め≫ ≪100-1 別れ、そして…… 投下順に読む 101 ギャグとシリアスの狭間で(前編)≫ ≪100-1 別れ、そして…… リンクの登場SSを読む 119-1 混沌の学び舎にて(1)≫ 李小狼の登場SSを読む ≪086 「ごめんなさい」 ヘンゼルの登場SSを読む 金糸雀の登場SSを読む メロの登場SSを読む 107 デカイ悩みなら抱えて進め≫ 猪名寺乱太郎の登場SSを読む GAME OVER
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/481.html
第374話:罠、そして…… 作:◆pTpn0IwZnc タイムリミットがあるからには、最大限に時間を有効利用する必要がある。 自分の持てるあらゆる技能を駆使し、効率良く人を殺さねばならない。 「どこまで歩くんです?」 傍を歩くキノが訊く。 「あの森に着いたら小休止しつつ作戦を話す。引き続き警戒を緩めるな」 言われるまでもない、といったふうにキノは頷いた。 森の中。二人は当面の安全を確保し、話を始める。 「おまえはトラップ作りは得意か?」 「……いえ」 唐突な質問に、とりあえずは首を振っておく。 「そうか。ではおまえの役割は、適当な木を見つけその先端を尖らせる事だ。できる限り鋭利な槍を作れ。 そのナイフで支障があるようなら、こちらのサバイバルナイフを貸してやる」 「何をするつもりなんですか?」 大方の想像はついたが、詳しく尋ねる。 「俺達だけではカバーできる範囲に限界がある。獲物を探しつつ罠を仕掛けていくのが効果的だ」 「なるほど。それで、どんな罠を?」 小動物を捕獲するならば、スネアが最適だ。 スネアとは、釣り糸・ワイヤ等で作った輪を動物の首や足に引っかける罠である。 だが、人間相手では効果が弱い。徒党を組んでいるとなると、なおさらだ。 デッドフォール――餌を取った動物に上から重量物を落とす罠――は手間が掛かりすぎる。 ならば、今回使う罠は。 「スピアトラップを仕掛ける。手早く生産でき、効果の高い罠だ」 ジェスチャーを交え、宗介はその罠の詳細について説明し始めた。 スピアトラップの構造は単純だ。 先端を尖らせたスピアを、曲げられた枝等に固定する。 獲物が餌を取ったり、ピンと張られた『ライン』に引っかかったりすると、 即座に槍がその身体に突き刺さる、という罠である。 「――――以上だ。付け加えるならば、ベトナム戦争でベトコンが使った罠として有名でもある」 と、宗介は説明を締めくくった。 「べとこんとかは良く分かりませんが……分かりました。それで、どこにその罠を仕掛けるつもりですか?」 「今の所、禁止エリアは南に集中している。南に居た参加者が北上する、もしくはしている可能性は高い。 さらにここ一帯の森林は島の中心部に当たる。人の行き来は多いと推測できるだろう。 以上の理由により、この辺りに広がる森林内で人が通りやすい箇所に、いくつかの罠を仕掛けるつもりだ」 あの地下墓地に近い事もここに罠を仕掛ける理由の一つだったが、話す必要は無いので黙っておく。 「水を求めてやってきた人、見晴らしの良すぎる平原から避難して来た人にグサリ、という訳ですか」 「肯定だ」 無感情なキノの声に、こちらも無感情な声が応える。 「質問等無ければ、早速作業を開始する」 「……ボクの作業には関係無いですけど、トラップに使うワイヤーとかはどうするつもりですか?」 二人ともワイヤーや釣り糸のたぐいは持っていない。疑問に思ってキノが問うと、 「それには、これを使う」 むっつり顔のまま表情を変えず、宗介はデイパックを指し示した。 見つけた木の先端を削りつつ、横目で宗介を見やる。 彼は器用にデイパックを解体し、トラップ用の『ライン』を作っていた。 確かにこのデイパックは頑丈だ。 どんな支給品が入っていても耐え得るよう設計されているのだろうか。 何の繊維を使っているのか分からないが、よっぽどの事が無ければ破れそうにない。 この生地を使って獲物を引っかける『ライン』を作る。 罠を看破されないよう細くかつ強靱なものを作らねばならないが、彼ならば可能だろう。 何気なさを装って作業をしつつ、 宗介にとって死角になる地点へとキノは足を進める。 (この人は、危険だ) 罠も作り慣れている。そして、戦い慣れている。おそらくは自分よりも。 先程の戦闘では張り合えたが、次はどうだろうか。 今はまだバレてはいないようだが、自分の性別が彼に知られたら? 男女の力の差が目に見える形で現れる接近戦、それも武器を使えない状況での格闘戦に持ち込まれたら? その時点で自分の負けだ。 いつどのように彼の気が変わるかは分からないのだ。 火力ではおそらくこちらが勝っているが、安心などとてもできない。 いっそ、今の内に―― 地面に木を立て掛け、キノは片手で作業を続ける。 先程までの風景と変わらないよう、シュッシュッと木を削る音もそのままに、 もう片方の手で『銃』を用意する。 何気なく、本当に何気なく宗介に『銃』を向け―― 引き金を、引いた。 木を削る様子がなかなかサマになっている。 両手で作業を進めるキノを、宗介は目の端に映していた。 一時的に同盟を結んだとはいえ、全く油断はできない。 いつどちらとも寝首を掻かれるか分からない、砂のように脆い同盟関係なのだ。 その同盟相手が作っている鋭い木の槍。 それを凶器として使用するスピアトラップ。 地下墓地の女のような化け物には効かないかもしれないが、並の人間がこの罠にかかればひとたまりも無い。 十中八九、命を落とすだろう。 並の人間―― かなめは、地下墓地に囚われている限り大丈夫だ。 もっとも、あの女が約束を守るのかどうかという根本的な問題もある。 あの女からかなめを奪還、もしくはあの女を斃す方法も考えておかねばならない。 今の所は全く妙案が浮かばないのだが……。 テッサは、ウィスパードの知識を扱えるとはいえ、宗介やクルツのようなサバイバル技能は無い。 それどころか、何の障害物も無い道で突然すっ転ぶほどの運動音痴だ。 もし彼女が単独で行動しているのなら、この罠に掛かる可能性は十二分にある。 テッサの命を奪うかもしれない罠。 テッサが罠に掛かっていたなら、自分はその首を切り取ってかなめを救いに行くのだろうか。 (それでも、俺は……) あの日あの時、 アーバレスト の掌の上で。 自分は確かに一方を選び、もう一方を見捨てた。 最後の最後、このゲームで生き残って欲しいのは―― 刹那、懊悩する宗介をぞくりとした感覚が包む。 戦場に生きる兵士だからこそ感じられるもの。 だが、感覚に対する身体の反応が、一拍遅れた。 (間に合うかっ?) 咄嗟に飛びずさるが、引き金は既に―― 「……ぱぁん」 「……何のつもりだ」 油断なくソーコムピストルを構え、宗介が誰何する。 じとり、と冷や汗が背を伝った。 「何って、ちょっとした冗談じゃないですか」 キノが楽しそうに言う。 『銃』の形を模した指を宗介に向け、もう一度『ぱぁん』と指鉄砲を撃った。 「笑えん冗談だ。……次に紛らわしい真似をした場合は容赦無く撃つ」 忌々しく吐き捨て、宗介は銃を下ろした。 「怖いなあ……」 溜息を吐いて、キノは呟いた。 (やはり、この人は強敵だ。決定的な隙が出来るのを待つしかない) (少年のような態をしているが、この男は危険だ。機を待ち片を付ける) 二人が似た考えを抱いていたことは、互いに知るべくもなかった。 ミッション開始より約58分が経過。 「時間だ。今完成した罠で最後にする」 森の中を短距離移動・罠設置を続ける間、幸か不幸か他の参加者には出会わなかった。 刻一刻と、タイムリミットが近づく。 焦りは失敗を生む。それを経験から知っている宗介は、冷静さを維持しようと努める。 そこへキノが、 「罠の設置も終わった事ですし、早いうちに人が密集してる場所を狙いませんか? ボクとあなたがいつまで共闘できるかも分かりませんし」 抜け抜けと物騒な話を持ちかけた。 「同意する。では、作戦の詳細を検討しよう」 情動の感じられない声で、宗介が答えた。 時間が無い宗介にとって、それは願ってもいない提案だ。 二人は互いの持つ情報を擦り合わせ、狙うべき場所を協議する。 多くの人が集まっていそうな場所。二人での挟撃に適した場所。 学校、海洋遊園地、商店街……。 「じゃあ、最初のターゲットは学校という事でいいですか?」 「肯定だ。距離もここから近い。……では、直ちに作戦を開始する」 そして、二人の殺人者は学校へ―― 【D-4/森の中/1日目/13 35】 【キノ】 [状態]:通常 。 [装備]:カノン(残弾無し)、師匠の形見のパチンコ、ショットガン、ショットガンの弾2発。 :ヘイルストーム(出典:オーフェン、残り7発)、折りたたみナイフ 。 [道具]:支給品一式×4 [思考]:最後まで生き残る。 /行動を共にしつつも相良宗介を危険視。 【相良宗介】 [状態]:健康。 [装備]:ソーコムピストル、コンバットナイフ。 [道具]:荷物一式、弾薬。 [思考]:かなめを救う…必ず /行動を共にしつつもキノを危険視。 [備考]:D-5の湖周辺の森林内、人が通りそうな場所に罠(スピアトラップ)有り。数は不明。 設置された時間は12 30~13:30頃。 2005/07/16 修正スレ124-5 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第373話 第374話 第375話 第384話 時系列順 第422話 第357話 キノ 第392話 第357話 相良宗介 第392話
https://w.atwiki.jp/cgmtb/pages/348.html
そして……大切なこと 0:2 常時 相手ユニットの配置を無効にし捨て札に置く。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3741.html
「……勝った」 レンは目の前で再起不能になっているDIOを見て勝利を確信する。 だが自分だってボロボロである、それほどの激戦だった。 今思えばロードローラー対決の時、向こうが持ってきたのがダンデム式じゃなかったら……死んでいたのは自分達だろう。 「ッ!ピンク、大丈夫か!?」 レンは自分と一緒に戦っていたアサシンのサーヴァント、笑点のピンクの元へ駆け寄る。 ピンクはDIOとの戦いでスタンド攻撃をレンを庇って受けてしまっていたのだ。 腹に大穴が開いていることから彼のダメージは深刻であることが分かる。 「う……マスター……」 「喋るな!今、俺の魔力を……」 「いえ……私はもう駄目です………」 「な、何を言ってるんだよ……」 「分かりきっていたことですよ。 ZZさんや元マスターの空気王さんを裏切り…… そしてあのピンク髪のお嬢さんを守ることすらできなかった。 そんな私がこんなロクでもない結末を迎えるのは当然のこと……。 生き残るなんて……破廉恥もいいとこです」 「バカ野郎!!俺に死んではいけないといったのはアンタだろう!?お前が死んだら誰がみんなに落語を聞かせるんだ!!」 「……ぁ、そうでしたっけ………?これはこれは……すいま……せ……」 ピンクの身体から力がすぅと抜け腕が垂れ下がる。 笑点のピンクは静かに息を引き取った。 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!ピンクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」 そしてレンは笑点のピンクを埋めていた。 自分の生きる道を示してくれた彼を、これ以上傷つけたりしないように。 「ピンク…俺は行くよ。 俺には皆に歌を聞かせる使命があるのだから……」 そしてレンはピンクの埋まるところから踵を返し歩いていく。 彼には立ち止まるわけにはいかない夢がある。 そう、彼の戦いはこれからだ―――!! 「『なんてことなんだ』。『よりによってまた不幸な出来事が僕の前で起こるなんて』」 レンが全身を螺子で串刺しにされているのを見て球磨川禊はショックを受けたように呟く。 自分がやったことにも関わらず。 「『ごめんね』。『僕が間に合っていれば君は助かったのに』。 『また新たなスタートを切れたのに』『ジャンプの王道展開になるはずだったのに』『ごめんね』」 そして謝りながらレンの身体から螺子を一本一本抜き取って回収していく。 「『まあいいか』。『人は無意味に生まれて』『無関係に生きて』『無価値に死ぬ』 『世界には目標なんてなくて、人生に目的なんてない』。 『大体ここはジャンプじゃなくてカオスロワだからね』。 『うん、僕は悪くない』」 球磨川は歩き出す。 不幸(マイナス)をばら撒くために。 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】 【笑点のピンク@現実 死亡確認】 【鏡音レン@ボーカロイド 死亡確認】 【アサシン 脱落】 【四日目・1時30分/新惑星・東京都】 【球磨川禊@めだかボックス】 【状態】健康 【装備】大螺子 【道具】支給品一式 【思考】 基本:次の行動を考える 1:豆しばのことは忘れる
https://w.atwiki.jp/jujin/pages/819.html
そして… 990 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/08/16(日) 23 16 29 ID Q5UbwHRs さらば大浦
https://w.atwiki.jp/yuism/pages/69.html
「本格的に音楽をやりたい」 中学を卒業した直後にCDショップで試聴したアヴリル・ラヴィーン※未編集の1stアルバム『レット・ゴー』との出会いをきっかけに、彼女は本格的に音楽への道を考え始める。 「同じ世代の女の子でもこんな音楽がやれるんだ」 経済的な面から通信制高校に進学する事も考えていたが、『若い時は出会いを大切にして、たくさんの人と話すことが大事だ」というあるサッカー選手のコメントや、母親の勧めもあり、女子高に進学。 しかし学費の足しにと始めた中華料理店でのアルバイトなどに時間を費やし、音楽に打ち込むことが出来ない日々を送っていた。 高校1年の終わりに肺炎を患い、入院生活を余儀なくされたが、この入院生活が自分自身を見つめなおすきっかけとなり、退院後、彼女は高校を辞め、いよいよ本格的に音楽に取り組むことになる。 ⇒次に進む ⇒Historyに戻る 以下に表示されている広告は、当HPとは一切無関係です。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5483.html
ニックの操縦するオートバジンで駆け巡り、どうにか支給品を配りきった鴻上光生。 彼は今、ケーキを食べながら一休みし……そのまま見えない打撃の雨に襲われて死んだ。 「総理が死んでも殺し合いが終わってないって事は、もっと人を減らさないと生き残れないってことよねえ」 「お、お前がやったのか!?」 「そうよ、お兄ちゃん達と一緒に生きる為に殺し合いが終わるまで殺し続けるの」 ニックは、鴻上を殺したのが目の前にいるジャイ子だという事に気づく。 ジャイ子は、スタンドとなった兄達をうっとりと眺めながら、彼等にニックを攻撃させようとして…… 『It s time for special buster!』 強烈なビームに頭を消し飛ばされた。 「その攻撃……ヒロム!良かった……無事だったんだな」 「ニック!」 ジャイ子を攻撃してニックを護ったのはバイクモードの照井竜が変身する仮面ライダーアクセルに乗ったレッドバスターこと桜田ヒロムだった。 彼等は、ゴルゴ13を倒してから第三回放送までの間を、休憩と照井の支給品の包帯を使った怪我の治療に専念していた。 そして、放送が終わったタイミングで行動を開始し、ジャイ子に襲われるニックに出会ったというわけだ。 しかし、再会を喜ぶ時間はそれまでだった。 「お、お兄ちゃんが一人……殺す、3人共皆殺しにしてやる!!」 「頭を失っても再生した!?」 「脳を破壊されても再生できるだと……!?」 頭を消し飛ばされたジャイ子が新テレビ版のジャイアンの犠牲により復活したのだから。 【一日目・20時20分/日本・埼玉県】 【桜田ヒロム@特命戦隊ゴーバスターズ】 【状態】ダメージ(小)、変身中、身体のあちこちに包帯 【装備】モーフィンブレス@特命戦隊ゴーバスターズ、イチガンバスター@特命戦隊ゴーバスターズ、ソウガンブレード@特命戦隊ゴーバスターズ、サングラス 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いを止める 1:ジャイ子を倒す ※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。 ※イチガンバスターとソウガンブレードは変身した際に基地から転送しました。 ※オートバジンをニックの支給品だと誤認しています。 【照井竜@仮面ライダーW】 【状態】ダメージ(小)、変身中、身体のあちこちに包帯 【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いを止める 1:ジャイ子を倒す 2:俺に質問をするな…… ※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。 ※不明支給品は包帯でしたが、使い切りました。 ※オートバジンをニックの支給品だと誤認しています。 【チダ・ニック@特命戦隊ゴーバスターズ】 【状態】損傷無し 【装備】カーナビック@激走戦隊カーレンジャー 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:殺し合いを止める 1:ジャイ子を倒す 2:乾巧を警戒する 【オートバジン@仮面ライダー555】 【状態】損傷無し、バイクモード 【装備】なし 【道具】支給品一式、ファイズブラスター(乾巧)、その他不明 【思考】基本:殺し合いを止める 1:たっくん(乾巧)との合流 【乾巧@仮面ライダー555】 【状態】FFR状態(ファイズブラスター) 【装備】ファイズギア@仮面ライダー555 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:殺し合いを止める 1:元に戻れない……! 2:というか、誰か気付け! 3:草加…… ※オートバジンのデイバックの中にいます。 ※支給品なので首輪はありません。 【剛田ジャイ子@ドラえもん】 【状態】覚醒、狂気、激昂 【装備】スタンド『ジャイアン×3』 【道具】支給品一式 【思考】基本:他の参加者を殺して生き残る 1:お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい 2:殺される前に全員殺す 3:消えたジャイアンのスタンドの仇を討つ ※オートバジンをニックの支給品だと誤認しています。 【鴻上光生@仮面ライダーオーズ 死亡確認】
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/283.html
第242話:世界は脆く、そして…… 作:◆xSp2cIn2/A 其処にあるのはどこまでも真っ黒な空間。 今にも脆く崩れ去ってしまいそうな脆弱な空間。 其処に居るのはどこまでも真っ赤な存在。 果てしなく強く決して崩れることの無い歪められた存在。 赤色は何をするでもなく真っ黒な空間にたたずんでいる。 この空間に彼女が現れてから、どれくらいの時間が経過しただろうか。 それは何年も前かも知れないし、ほんの一瞬前かもしれない。 ただ、彼女にとってそれは、無限に等しい時間だった。 唐突に口笛が聞こえてきた。その口笛は『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。 おおよそこの場所には似つかわしくない、派手派手しい曲だった。 彼女は大して気にするでもなく、口笛が聞こえてくる方を見る。 そこに居たのは、男とも女ともつかない顔の、筒のようなシルエットをした人影だった。いや、人かどうかも疑わしい。 「うまいんだな」 曲が終わると彼女は拍手をしながら言った。彼は答えない。 「世界は、どこまでも不安定だ」 突然に、本当にこれほど唐突なタイミングは無いだろうと言うくらい突然に、黒帽子のシルエットが言った。 「脆弱で、隙だらけで、壊れやすい。だから『世界の敵』が現れて世界を崩壊させようとする…世界は脆い」 彼は少し間をおいてから言う。 「僕はブギーポップ、世界の敵の敵さ」 彼――ブギーポップの独白は、どうやら自己紹介だったようだ。 また沈黙が続き、彼女が言った。 「ここは……まるで世界そのものだな」 「そうだね、この空間もすぐに壊れてしまうだろうね」 「じゃぁお前は…この『世界』を崩壊させようとしているあたしを倒しに来たってわけか?」 彼女はシニカルな笑みを浮かべて言う。 「いいや、確かにここは『世界』に似ているけれど、それでも世界じゃない。それに―」 彼は左右非対称な表情を浮かべて続ける。 「――それに君は、もう存在が消えかかっている」 「……知ってる」 思い出したように、彼女の胸や腹から大量に血液があふれ出てくる。彼女の身体がじょじょに冷たくなっていくが、彼女は眉一つ動かさない。シニカルな笑みを浮かべたままだ。 「ここはイメージの世界だ。この島に居る者達が作り出した精神の世界だ。本当ならこのイメージの世界で君が傷を負うわけが無い。 人は傷つくのを嫌うからね、自分が傷つく姿をイメージするはずが無い」 どくどくと彼女の傷口からあふれる血液は、もうすでに失血多量で死んでいるはずの量を超えている。 それでも真っ赤な鮮血はとめどなく彼女の身体からあふれ出す。どくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどく溢れ出す。 「君は現実の世界に戻りかかっている。それは生を意味するのか死を意味するのか。 僕には分からないけれど、とにかく君はもうここに居られないようだ」 「…みたいだな」 彼女はそういうと、彼が吹いていた口笛を真似して吹き出す。彼も釣られて口笛を吹き出す。 口笛の合奏はいつまでも続いたが、すぐに一つになって、やがて消えた。 そして…… 【イメージの世界、??:??】 【残り90人】 【哀川潤】 [状態]:瀕死の重体(銃創二つ。右肺と左脇腹損傷) [装備]:不明 [道具]:デイパック(支給品入り) [思考]:気絶中 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第241話 第242話 第243話 第211話 時系列順 第269話 第270話 ブギーポップ 第302話 第218話 哀川潤 第243話
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2032.html
31話 終わり、そして始まり、そして… 「ついたな…」 「うん…」 青木兄妹は希望ヶ峰学園についていた。 入ると変な雰囲気が体を包んだ。 不思議に思いながらも中に進んで、捜索し始める。 百合は視聴覚室と保健室を探させて、自分はよく分からない扉を開いた。 そこには、ガチャポンがあった。 「……いい年こいてガチャポンはないよな…」 といいつつも、気になってしまうので、調べようとすると傍にコインが落ちていたのが見えた。 それを、恐る恐る入れて回す。 ガチャ…ガラガラガラ ガポン! という君のいい音とともに景品が出てきた。 それを取り出しふたを開けると スイッチが入ってた。 「…押したらどっかーん…とかないよな…」 「なーんだ!見つけたのは君か!」 「っ!クマ…テメェ…!」 「オイオイ落ちつけよ!それよりいい知らせがあるんだよ!」 「………なんだ?」 「そのスイッチの正体、知りたくない?」 「…………」 「そのスイッチはね…緊急脱出スイッチ、好きな人の名前を言ってスイッチを押せば、この殺し合いから離脱させられるんだよ…」 「!!」 「ま、どうなるかはやってみてよ!」 そう言いモノクマは消えていなくなった。 自分の手にはスイッチが、これを使えば…本当に? そう思っているとき、ドアが開いた。 「ねえ、お兄ちゃん、ちょっといい?」 「なんだ?」 「外で何か起きてるらしいんだけど…どうしよう…」 「…そうだな」 俺は覚悟を決める。 そして俺はこういった。 「なあ、百合、…青木百合…」 「ん?何?……え?」 驚く事に彼女は足元から透けていった。 百合の声はどんどん薄くなり、消えてしまった。 「……………」 その場には、俺が残っていて、百合はいなかった。 スイッチが分解されて中から紙が出てきた。そこには 『青木百合殿はこの殺し合いから離脱しました。』 「…よかった…のか?」 でも、これで安全になったのだ。 ひとまず、願いはかなったのだ。 「……誰かが来るまで、ここにいよう」 【青木百合@オリキャラ 離脱】 【残り 18人】 【一日目/黎明/D-4希望ヶ峰学園内】 【青木林@オリキャラ】 [状態]ひとまず安心? 主催への怒り [装備]なし [所持品]基本支給品 不明支給品1~3(未確認) [思考・行動] 基本:誰も殺さないで、主催を殺す。 0:外の騒ぎが気になる。 1:絶対に主催を殺す。 [備考] ※DOLとは別系列の参戦です。 ※青木百合は殺し合いから離脱しました。しかし、生還したかは不明です。 苦しい時でも、あきらめない 時系列準 とある悪魔の一方通行 苦しい時でも、あきらめない 投下順 とある悪魔の一方通行 揺るがぬ二人の心 青木林 終われ、全て 揺るがぬ二人の心 青木百合 終われ、全て